小児医療連載コラム “いざというときにあせらない”こどもの病気とケア
第1回「山田先生のご紹介」
やまだこどもクリニック院長の山田です。
2013年4月に木更津市ほたる野で小児科クリニックを開業し、2020年で8年目になります。
それまでは18年間、小児外科医といってこども専門の外科医をしていました。
普段の診療をするときに心がけていることの1つとして
「こどもに必要がない薬は出さない」
というのがあります。
美味しい風邪薬が風邪症状を改善させることはありません。抗生剤に鼻汁を止める作用はありません。
お子さんが風邪をひいたとき、その風邪症状を早く治す薬は漢方薬だけです。
もちろん、漢方薬を飲めないお子さんも多いですし、「気休め薬」として美味しい風邪薬を希望される親御さんも多いので、効果がないことを説明して美味しい風邪薬を出すこともあります。
お子さんにとって、親御さんにとって、最善の医療は何なのか、常に考えながら診療しています。
お子さんのことについて何かご心配なことがあれば何でもご相談ください。
医療法人社団育心会
やまだこどもクリニック
院長 山田慎一
https://www.yamadakodomo-clinic.com/
※2020年4月3日掲載
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。